忘れた頃に 個展 報告

この数カ月に
なにか・・・・っっ

個展のご報告も中途半端なままでしたすいません!!



明かりも考えず　ただ撮ったような画像ですが
会場へおこしになれなかったかたへ
どうぞ今年の賢治の絵画展を見てやってくださいませ<(_ _)>


























今年も約750名のご来場がありました。
そして個展期間の一週間にはいろいろなことがありました。
いろいろな方々の思いに感謝したり　励まされたり　うれしくなったり

回を重ねてうれしいことは
賢治の絵の「成長」と思われる変化をお客様が語ってくださることです。
そして、はじめの頃(5～6年前)に多かった感想
障害や重い病気があるのに描いている　「えらいね　がんばっているね」
それが今年
病気で障害がある賢治のことは知っているよ
それよりも、彼は
「すごく楽しんで絵を描いているね　自信を持って悠々と描いているように感じるよ」
こんな感想に変わってきました。
渡邊賢治は渡邊賢治なんですね。
誰かが彼を分類するものではなく
あるがままを　　　感じられるままに
そうして彼の絵は存在して行くのだと思いました。

障害や病気のかたをご家族に持つかた
ご自身が病気のかた
みなさん涙しながらおっしゃってくださいました。
「命あることがどれだけありがたいことか教えてもらいました。ありがとう」

今の賢治の年頃に　ご自分のお子さん、お孫さんを亡くされたかたは
「どうか賢治くんを大切に大切に育ててあげてください。それを心から望みます」

こういう感想をいただくと　またしても　やっぱり
渡邊賢治は渡邊賢治なんだなぁ　と思います。


「ひとつの風が凪いだ時」にも書いたとおり
私たちがたどってきたこの道が最善とは言い切れませんが
一歩一歩を一生懸命に踏みしめて歩いてきたこの道

これからも一歩一歩踏みしめて、納得しながら歩みたいと思います。

善意から
いろいろな宗教のお誘いがあります。
神の癒しを受けるべきだと

たとえ、神の癒しの奇跡で彼の病気が治り、障害がなくなるとしても
今の彼に、今あるがままの賢治に
私が奇跡を望むのは
「私は賢治を受け入れていない」と言うのと同じなんです。
私は彼の成長を望みます。
だから彼の興味を伸ばせるように彼の心に近づいた日常を出来る限り送ります。
彼の身体の自由を望みます。
そのために専門的な医療機関に通いリハビリをして賢治自身の力でひとつずつ習得する努力を続けます。
奇跡を望むよりも自分たちの力で一歩ずつ実現することこそ
最良の道と私は思っているのです。
そして、むしろ神は
そんな私たちの努力を喜び、努力のご褒美として何かのお力をくださるのだと私は信じています。

また、ただ何かに参加するだけで、ずっと安定した収入を得られるという夢のようなお話。
善意の方々に支えてもらい、安心して暮らせるという夢のようなお話。
ご提案はありがたいのですが
私たちはこうして、一歩ずつ歩んで参りました。
奇跡や夢を信じないわけではありませんが
厳しい現実の中を一歩ずつ歩んで来ました。
どうぞ
奇跡や夢には飛び込めない私のことを
わかってください。

コメント 9

1週間で750名の入場、本当に沢山の人が賢ちゃんの絵を見に来てくれたんだね。
賢ちゃんの絵には人を惹きつける力がある。
見る人それぞれで感じる事は違うと思うけど、勇気をもらったり、癒されたり、元気をもらったり・・・・
賢ちゃんに取って絵を描く事は生きる事だから、そしてそこには家族の想いも沢山詰まっているから、この絵たちにみんな惹かれるんだと思う。

誰かに百の事をして貰える事はとても感謝すべき事だと思うけど、自分の力で成し遂げた一つの事にはとても大きな意味があると思う。
家族で支え合い、一瞬一瞬を精一杯生きているあなたたちをみんな見守っているよ。
だから、転びそうになったり立ち止まったら、すぐにでも手を差し伸べる準備をしながらね。
助けの要る時は遠慮なく助けてもらったらいいと思う。
そしてまた自分の足で一歩一歩歩んでいけばいいのだから。

辛いから誰かに背負ってもらって生きるんじゃなく、誰かの肩を借りたとしても、杖を突いてでも自力で歩こうとするあなたたちが私は大好きです。

by らむじー (2008-08-11 08:17) 

　みつこさんの魂よりの文章、端から端までしっかりと読みこみました。　そしてまた、愛よりの写真にて個展会場の色彩の圧倒的なドライブ感を受け取りました。　　感謝！
by 海老田俊則 (2008-08-11 21:20) 

奇跡を望むのは
「私は賢治を受け入れていない」と言うのと同じなんです。
私は彼の成長を望みます

うわ～～～～ｗｗ
すごく共感します

「ありのまま」を受け入れ、そして、自分にできる努力を怠らない
そんな日々の積み重ねの上にある”現実”を大切に生きる

素敵ですよね
そういう”現実”にいるからこそ、賢ちゃんも優香さんも、そして美津子さんも
輝いている･･･のだと思います
by 華音 (2008-08-11 21:30) 

そして・・・
つぎは優香さんのコンサート報告ねっっっ(ワクワク・・・・）

･･･と、Kenjiママを決して休ませない(甘やかさない）ｱﾀｼってば・・・・鬼っっっっ(笑
by 華音 (2008-08-11 21:31) 

らむちゃん>
ありがとう(#^.^#)
私にとっても賢治の絵は癒しだったり驚きだったり
不思議で嬉しいプレゼントを賢治は時々見せてくれるのですよ(^O^)

>転びそうになったり立ち止まったら、すぐにでも手を差し伸べる準備をしながらね。
(T0T)ありがとぅぅぅぅぅぅ～感謝です!!!!!!!!!感激ですぅぅぅぅ～!!!!!!!!!
らむちゃんの言葉は、私の心にしっかりと届いてきます。
いつもありがとう。　　　美津子







by 優香 (2008-08-11 23:25) 

↑
およっっ((+_+))
優香がいつの間にかログインしていた。
お互いにPCの空いてる時に奪い合うように使ってます。
上のコメントはわたし、美津子からです。
by 優香 (2008-08-11 23:28) 

はぃログインしました。

海老田さん>
準備した絵がスペースに比べて予想以上に多かったんです。
ちゃんとイメージして配列を考えたハズなのですが。。。。。私のことですから、ほら(-"-)
それで急遽　配列を変えて、てんこ盛り状態ですが(笑)全部の絵を掛けました。
は・・・迫力は出たかもしれません。
来年、海老田さんの生の目で見ていただくのを楽しみにしています。
　　美津子

by Ｋｅｎｊｉ (2008-08-11 23:35) 

華音ちゃん>
共感してくださって嬉しい～～(#^-^#)ありがとう。
>自分にできる努力を怠らない
そんな日々の積み重ねの上にある”現実”を大切に生きる
そうですよね
慌ただしさに流されていると一週間先、一か月先
自分の現実がどれほど変わっているだろう?
ましてや、前進しているだろうか?なんて、なかなか想像できないのですが
それでも、賢治が教えてくれたのは、日常とは特別な一日一日、ひとつひとつ、の積み重ねなんだよ!と言うこと。
今自分にできることを精一杯努力してみるってなかなか難しいけれど、努力出来た自分を感じた時、とっても自分が好きになれて嬉しかったりします。
時々　宿題やり残して先に遊んじゃったりしますけどね(笑)

さて、華音ちゃんからの催促(笑)いえいえ（＾ｖ＾）このコメントを読む前に
バッチリ(@^^)/コンサート報告載せました～見てね
　　　　　　美津子


by Ｋｅｎｊｉ (2008-08-11 23:50) 

　てんこ盛りかぁ・・・　思い出すのは、昔々ばあちゃんが「俊則、ご飯どのくらい食べられる？」　俺・「茶碗に半分くらい」、でもって目の前には必ず茶碗にご飯てんこ盛りというアレっすね。　てんこ盛り、その花言葉？は＜大地の愛＞っつー事で最後に一句　　　　｛てんこ盛り　喰らい感じる　我がルーツ｝　　　おそまつさまでした。
by 海老田俊則 (2008-08-12 12:37)