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現実は小説よりも『輝』なり [今を歩みつづけるはなし]

優香11歳賢治9歳.jpg
優香11歳   賢治9歳
骨髄移植後の自宅療養を終えて、賢治もやっと外へ出られるようになった頃
優香はドナー入院の時に切った髪を再び伸ばしてセミロングになってきた頃

あっと言う間に過ぎた時間
一瞬 一瞬が大きくて 大きくて 
とても大変だった気もするけれど
それでも過ぎてしまうと
やわらかい あたたかな想いが蘇る

この子たちが教えてくれた 命や夢 を大切に育む心 
今も
この きょうだいが私に教えてくれている

      現実は小説よりも『輝』なり




15歳優香.jpg
                          Photo by  Kei Obata

 優香 15歳  
15歳ではじめて、ひとりイギリスへ渡った。
幼いころからずっと貯めていたお年玉を使って、ロンドンへ三週間の語学短期留学





16歳優香.jpg
                           Photo by  Kei Obata

 優香16歳
後に留学することになる高校(ロンドン近郊のアーツエデゥケーショナルスクール トリングパーク)の入学オーディション用の写真
大阪へひとり、オーディションを受けに行った 16歳の春




2005年コンサート優香.jpg
                           Photo by  Kei Obata

留学直前のコンサートにて
コンサート前日に17歳の誕生日を迎えた優香



ユウカヘケンジヨリhp.jpg
留学出発の前日
賢治から優香へのプレゼント
賢治の寄宿舎の先生が用意してくれました。


こうして17歳の優香の留学生活が始まり
そして
三年目の今

前の方の日記で「来年度の奨学生から外れた」ことを書きました
もう
日本へ帰ってくるしかないとわかっていながらも
「でも あきらめない まだ あきらめない」と言っていた優香
私にはどうしてあげることも出来ない
これが運命なのだ。。。。。


ところが



ありがたいことに
私たちを支えてくださる方々がたくさんいてくださいます
皆さんが優香を自分の娘のように考えてくださって
想ってくださって

人の想いって すごい

想像も出来ない事が
まるで用意されていたかのようなタイミングで 訪れる
そんな
人の想いが生んだ 奇跡 を見ました

まだ詳しく書けなくて こ゜めんなさい
でも
書かずにはいられなくて


この 約一ヶ月間は
奇跡の実現に向けて
あるかたが 奔走してくださっていました
そのかたから
知らせを受けたのは今日の(もう昨日ですね)午後7時頃
数時間経って ひとり ベッドの上に腰掛けて 
私はやっと 実感が湧いてきました
知らないうちに 涙が流れていました 
人の想いが現実になった奇跡に心が震えました



しあわせなことに
優香は来年度もロンドンで学べます


お金というとても現実的なものは
それを使う人によって

そこにはっきりとある モノ としての存在に変わったり
心でしか見れない 輝きや夢 として生きたり

お金の価値は 人それぞれだから

想いを受けた人は その想いの分を
自分なりに何かの想いで 
感謝を伝えようと思えたなら
それは きっと
あなたにとって 素晴らしい人生の糧になるよ 優香











追記・・・・(コメント欄にKeiが現れて あわてて追記するセコい私を許して[あせあせ(飛び散る汗)]
   Photo by  Kei Obataの彼はプロカメラマンです。
バレエなどの舞台写真や、音楽コンサートの写真や、またまた家族写真など、私はお見合い用写真を頼んでいますが・・・私の減量待ちで、それはいつになることやら[わーい(嬉しい顔)]

優香が15歳の時に我が家は江別から札幌へ戻ってきて、
そこで25年ぶりぐらいの再会をした友人たちが何人かいます。
彼はそのひとり。私の小、中学校の同級生です。
一枚目の15歳の写真は優香と会ってKeiが突然撮りだしたもの(笑)
それ以来、♪15 16 17とぉ~[カラオケ](この歌がわかる人は何人いるのだろう?)
15 16 17 とぉ~ えっと・・18 19歳 とまぁ 記録のように(笑)ずっと撮り続けてくれています。
賢治の個展会場にいつも展示している作画風景も彼の撮影によるものです。
19歳(前~の方にUPしてました)
11624130.jpg
               Photo by  Kei Obata← 今になってあわてて入れる



このまえの夏
「奨学生申し込み用のDVDを作らなくてはならないの!」と相談したところ
彼と、同じく同級生のdayが盤渓のL.i.bギャラリーでのコンサートの企画をしてくれました。
その時Keiは5台のカメラを操ってビデオと写真を撮ってくれました。
dayはコンピューターでDVDへの編集、作成をしてくれました。
それだけではなく
コンサートの一番最後に
こーいう事情(金銭的にとても困難な中)だけれど、これからイギリスの大学で頑張ろうとしている優香に皆さんのお気持ちを!!
と、 イギリス製のフォトフレーム(dayのお店のもの) に Keiが撮った優香の写真を入れて販売してくれて、その売り上げを全部、優香へ持たせてくれました。
私達は全然知らなかったものですから
もう 涙 涙[もうやだ~(悲しい顔)]だったワケです。 


道新 「おふたいむ」に連載中の パラダイス山元の『おばんでございマンボ』
昨日掲載された文(98話) が、ちょうど同級生への思いを綴った文でした。
~ たまたま同じ学校に、同じ時期いっしょにいただけかもしれない。
でも、それが日がたつにつれてかけがえのないものになっていく。
人生下り坂にさしかかると、そんな思いはさらに深まるものだ。
 友だちは大切に。
困っている友だちがいたら、いつでも手を差し伸べられるような思いやりのあふれた人になって欲しい(こどもへ向けて言っている文です)~『おばんでございマンボ』(98話)より
パラダイス山元さんもまた、わたしたちの同級生です。

優香のヨーロッパのお母さんSUMIもまた、わたしたちの同級生。
優香が高校時代は、休暇のたびに北アイルランドのお家にスティさせてもらって、ぐっすり眠れるお部屋を与えてもらって。日本食を食べさせてもらって。
優香は普段は気を張って寮生活をしていたものですから、SUMIのところに着くまではギリギリ頑張って
SUMIの家に着いた途端に熱を出して、ずっと看病してもらったことも。

絵に関して素人の私に いろは を教えてくれているのも同級生 Tajimaちゃん。

17歳のときに優香の初コンサートが実現したのも、同級生 ヴァイオリニストのchieさんというプロがいてくれたから。

バレエに悩んでいた優香を救ってくれたのも、同級生 Yumikoさん。

他にも[晴れ]
地方に住んでいてなかなか会えないけれど
大丈夫かい?
無理するんじゃないよ
と声を掛けてくれる同級生がいます

パラダイス山元さんの文を借りますが
みんな この文の通り
『困っている友だちがいたら、いつでも手を差し伸べられるような思いやりのあふれた人』
です。
~ たまたま同じ学校に、同じ時期いっしょにいただけかもしれない。
でも45歳になって 今もみんながこうしてつながっていられるのって幸せだと思います。

助けてもらうばかりの私ですが
いつか
いつか!!何かのかたちで ご恩返し[ぴかぴか(新しい)]したいです
それは 同級生へだけでなく [黒ハート]みなさんへ[揺れるハート]

[かわいい]本当にいつもありがとう[かわいい]

コメント(4) 

コメント 4

kei

良かった良かった(^_-)-☆
by kei (2008-03-20 19:39) 

Kenji

あら~w(*゚o゚*)w Kei ~!!!
このページに来てくれていたのね(*^o^*)

ありがとう。
Keiも夏のコンサートでのサプライズ企画
あれは泣けました。
実際・・45歳のおばちゃんがみっともなく泣きました。
優香も泣いていましたよね。

どれだけの人たちが
どんな想いで見守ってくれているか
私達はそれにどうご恩返しができるのか
今はただ自分に出来ることを精一杯頑張る
そんな姿を見ていてね。
  美津子
あ。。。。写真の撮影者名載せます・・・<(_ _)>ごめんなさいKei☆
by Kenji (2008-03-20 20:30) 

kyo

必ず春はめぐってくるのです…ね
by kyo (2008-03-23 02:51) 

Kenji

kyoさん>お久しぶりです。 
札幌もようやく春の匂いがしてきましたね。
昨年夏のコンサートがつい先日のように思えるのに
季節はもう
長い冬を終えて 春になっている現実
そうですね、必ず春はめぐってくるのですね(*^^*)
by Kenji (2008-03-24 22:19) 

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