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23年前の無菌室生活 [今を歩みつづけるはなし]

我が家はハイリスクが3人います。

なんとしても新型コロナウィルスをこの家に入れてはいけない!!

一週間前から厳戒態勢に入りました。


[電車][電車][電車]23年前のはなしです[電車][電車][電車]

23年前。

賢治が骨髄移植した時

私は一緒に無菌室で過ごしました。

病室の扉を開けると「前室」があって、巨大な空気清浄機の背が無菌室との壁になっていました。

前室にはトイレと洗面台があります。

前室で外から着てきたものを脱ぎ、すべて滅菌済みの服に着替えて

ヘアキャツブをして、手洗い、うがい、そしてマスクをします。

そこから、部屋の全部を覆う大きなビニールテントの扉をくぐると、小さな中間スペースがあります。

前室と無菌室の間のワンクッションです。

そこをくぐると賢治と私が過ごすメインの無菌室があります。

こうして書くと広いお部屋を想像するかもしれませんが

ベッドが2つ入る程度のスペースにこれらすべてがありますから

メインの部屋はこども用ベッド1台以外のスペースはほとんどなくてとても狭かったです。


私は一日に1回、室外に出ました。

それは清潔を保つための入浴にいくためです。

病院の地下には、患者用の浴室がありました。

入浴をして、ヘアキャップをしてエレベーターに乗って病室に戻り、前室で新しい服に着替えて・・・同

賢治は白血球がゼロの状態でしたから

こうして毎日、見えない雑菌、ウィルスをイメージして

賢治のところへ持ち込まないよう気を張りました。

今の我が家は

これと比べるともちろん全然ゆるいのですが

それでも

かなり気を張っての生活です。

ただ、今回の新型コロナのやっかいなところが

感染していても症状がない人がいる! ところです。

自分が感染しているかもしれない・・ 誰かにうつすかもしれない・・・


自分がうつりたくないのは勿論ですが

自分も誰かにうつさない!!

これも気をつけなければなりません。



ヘルパーさんたちが日々

ウィルスをイメージして予防、対処してくれています。

23年前の「私が賢治を守るんだ!!」みたいに気負わずにいられます。

安心して[かわいい]お任せします[かわいい]

本当にありがたい[ぴかぴか(新しい)]助かります[ぴかぴか(新しい)]

ただ、、、今は、ハイリスクが3人[たらーっ(汗)]
そのうちの、高齢の二人がこっそり各自行動してしまうのが[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]大変[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]



なにごとでも 一人で背負うのは つらい です。

30代、40代の頃は平気で両肩に何重にも載せていたことの

たった一つだけでも

60代が近付く今は

ズシン

ときます。

なんて弱音を吐きながら

ダメもとで区役所へと、介護時間数を増やしてくださいと行きましたがダメでした[ふらふら]

少しでも早くこの感染が[ぴかぴか(新しい)]終息しますように[ぴかぴか(新しい)]

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