2017年Kenji ぼくのうたvol.11 内容ご紹介 [絵画展示]
今月の1日から
色々なことがあって
なんと
絵画展の準備をずっとできないまま
ほぼ徹夜の一週間を過ごし
そしてやっと一昨日ころから
絵画展準備を再開できるようになりました
良かった、良かった
痩せられない私が、痩せましたよ。。。。どうでも良い余談です
あ、痩せたと言っても、まだ規格外の大きさですから、一般的には全然痩せていません
以前のブログに書いたものと重複しますけれど
ふたたび
絵画展についてです。
さて今年のテーマは、昨年の『障害は個性』からまた一歩進んで、
いよいよ障害者の描いた絵からの脱却、画家・渡邊賢治の新たなスタート!です。
今年の絵画展のテーマについて
この数年、絵画展をご覧になったお客様から頂く感想がとても変化してきました。
以前は当たり前だった、障害があるのに、重い病気なのに、頑張っているんですね。
と言う感想が、今はほとんど無くなっています。
それは、回を重ねることで、渡邊賢治という画家の背景が知られ、障害、難病などの、ある意味特殊な作家状況が、当たり前に渡邊賢治のありのままと受け入れられるようになっている証拠でもあります。
そしてそれと同時に何が変化したかと言いますと、渡邊賢治の絵から、純粋に芸術性を感じていただけるようになったことです。
これは渡邊賢治さんにしか描けない絵ですね。
誰にも模写も出来ない、まさに、渡邊賢治の世界だ。
ああ、これが才能と言うのだと感じました。
目に入った絵に惹かれて夢中で見始めて、最後にプロフィールを見て、障害のある人の描いた絵と知りました。
などなどが昨年の展示でいただいた感想です。
これを聞いて私は、
芸術作品を前にして、作者が健常者か障害者かの区別は必要なのかしら?
これまでのように、
「障害者の描く絵、難病を抱えながらも頑張って絵を描いている」
こんな紹介が賢治にはずっと必要なのかしら?
と思うようになりました。
そんな時、道銀文化財団さんの芸術文化助成事業を知りました。
道銀文化財団さんからその内容を聞きますと
「うちは福祉とは全く関係がありません。
ですから障害者だからという観点での作品の評価はしません。
あくまでも、その作家による作品の芸術性、そしてこれまでの活動を評価して、若い芸術家を育てるのが目的です。」
と、きっぱりとおっしゃいました。
芸術文化助成事業へと申し込み、その審査結果を受け取るまでは、受験生の母のような心境でした
そして、今年の道銀芸術文化助成事業に決定したと通知を受けた時は、今まで以上に賢治を誇りに思いました。
ですから
今年は一人の画家、渡邊賢治の作品展です。
今、絵画製作においても、親の手を要さず、自立した画家の彼は、今回も
新作の6点全て、ヘルパーさんたちにアシスタントしてもらって作りました。
言語が無くても、体が不自由でも、それが渡邊賢治ですから特別なことではありません。
彼は自分だけの絵を変わらぬスタンスで描き続けています。
だって彼は画家だから。
「芸術作品を前にして、作者が健常者か障害者かの区別は必要ない」
そんな気持ちで迎える絵画展です。
道銀さんのぎゃらりぃ紹介ページのURLをご案内します。
http://dogin-bunkazaidan.org/newsdetail.php?id=44
展覧会に寄せてと題して、長い文でご紹介を頂いています。
先に、道銀文化財団さんがおっしゃったように、ここに、障害、難病の文字はひとつも出てきません。
渡邊賢治絵画個展
Kenji ぼくのうたvol.11
2017年8月22日(火)から27日(日)
北海道銀行本店1F らいらっく・ぎゃらりぃ にて
10時〜18時まで(27日は17時まで)
入場無料
会場へおはこびいただけますと幸いです。
日々、色々なトラブルや、どうにも出来ない問題はありますけれど、こうして長く絵画展を続けて行けているのは、本当に幸せなことと思っています。
賢治と、そして支えてくださる皆様のおかげで
人生の幅を少し増やしてもらったのだと感謝しています
色々なことがあって
なんと
絵画展の準備をずっとできないまま
ほぼ徹夜の一週間を過ごし
そしてやっと一昨日ころから
絵画展準備を再開できるようになりました
良かった、良かった
痩せられない私が、痩せましたよ。。。。どうでも良い余談です
あ、痩せたと言っても、まだ規格外の大きさですから、一般的には全然痩せていません
以前のブログに書いたものと重複しますけれど
ふたたび
絵画展についてです。
さて今年のテーマは、昨年の『障害は個性』からまた一歩進んで、
いよいよ障害者の描いた絵からの脱却、画家・渡邊賢治の新たなスタート!です。
今年の絵画展のテーマについて
この数年、絵画展をご覧になったお客様から頂く感想がとても変化してきました。
以前は当たり前だった、障害があるのに、重い病気なのに、頑張っているんですね。
と言う感想が、今はほとんど無くなっています。
それは、回を重ねることで、渡邊賢治という画家の背景が知られ、障害、難病などの、ある意味特殊な作家状況が、当たり前に渡邊賢治のありのままと受け入れられるようになっている証拠でもあります。
そしてそれと同時に何が変化したかと言いますと、渡邊賢治の絵から、純粋に芸術性を感じていただけるようになったことです。
これは渡邊賢治さんにしか描けない絵ですね。
誰にも模写も出来ない、まさに、渡邊賢治の世界だ。
ああ、これが才能と言うのだと感じました。
目に入った絵に惹かれて夢中で見始めて、最後にプロフィールを見て、障害のある人の描いた絵と知りました。
などなどが昨年の展示でいただいた感想です。
これを聞いて私は、
芸術作品を前にして、作者が健常者か障害者かの区別は必要なのかしら?
これまでのように、
「障害者の描く絵、難病を抱えながらも頑張って絵を描いている」
こんな紹介が賢治にはずっと必要なのかしら?
と思うようになりました。
そんな時、道銀文化財団さんの芸術文化助成事業を知りました。
道銀文化財団さんからその内容を聞きますと
「うちは福祉とは全く関係がありません。
ですから障害者だからという観点での作品の評価はしません。
あくまでも、その作家による作品の芸術性、そしてこれまでの活動を評価して、若い芸術家を育てるのが目的です。」
と、きっぱりとおっしゃいました。
芸術文化助成事業へと申し込み、その審査結果を受け取るまでは、受験生の母のような心境でした
そして、今年の道銀芸術文化助成事業に決定したと通知を受けた時は、今まで以上に賢治を誇りに思いました。
ですから
今年は一人の画家、渡邊賢治の作品展です。
今、絵画製作においても、親の手を要さず、自立した画家の彼は、今回も
新作の6点全て、ヘルパーさんたちにアシスタントしてもらって作りました。
言語が無くても、体が不自由でも、それが渡邊賢治ですから特別なことではありません。
彼は自分だけの絵を変わらぬスタンスで描き続けています。
だって彼は画家だから。
「芸術作品を前にして、作者が健常者か障害者かの区別は必要ない」
そんな気持ちで迎える絵画展です。
道銀さんのぎゃらりぃ紹介ページのURLをご案内します。
http://dogin-bunkazaidan.org/newsdetail.php?id=44
展覧会に寄せてと題して、長い文でご紹介を頂いています。
先に、道銀文化財団さんがおっしゃったように、ここに、障害、難病の文字はひとつも出てきません。
渡邊賢治絵画個展
Kenji ぼくのうたvol.11
2017年8月22日(火)から27日(日)
北海道銀行本店1F らいらっく・ぎゃらりぃ にて
10時〜18時まで(27日は17時まで)
入場無料
会場へおはこびいただけますと幸いです。
日々、色々なトラブルや、どうにも出来ない問題はありますけれど、こうして長く絵画展を続けて行けているのは、本当に幸せなことと思っています。
賢治と、そして支えてくださる皆様のおかげで
人生の幅を少し増やしてもらったのだと感謝しています
2017-08-14 13:47