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渡邊賢治です。 [日々の一コマ]

こんにちは
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渡邊賢治です。
今年は26歳になります。

ボクはたくさんの人に支えられて生きています。

二十人近くの、個人契約ヘルパーさん、事業所ヘルパーさん。
在宅医療の先生、看護師さん。訪問看護さんなどが自宅に来てボクの介護や医療をしてくれています。

ボクひとりが毎日生きるために、計20人以上の人の助けが必要です。

きっと
障がいや病気を持たない人は、
自分ひとりが生きるために、誰かの助けが絶対に必要!!とは思わないでしょう。
自分ひとりでも生きられると思うでしょう。


人様のお世話になって生きることを「恥」とか「迷惑」と思うかたはいます。
だから、この国のエラい人がウッカリ
「障がいのある子が生まれないように」と発言してしまう
そんな社会がここにあります。


ボクの周りはいつも笑顔があります。
ボクが笑うだけで、周りのみんなは、とても喜んでくれます。
出来る事ならば、いつも笑顔でいたいけれど、
体が苦しいときは苦しい顔になるし、泣いたり、眠れない夜もたくさんあります。
でも、ボクの熱が下がるだけで
周りのみんなは、優しい笑顔になります。
苦しんで、苦しんで、汗と涙とハナを流しながら、つまっていたタンを出せた時、
周りのみんなは、まるで自分が苦しみから解かれたようにホッとして、
ボクに、「えらかったね、頑張ったね」と声を掛けてくれます。

ボクはボクの周りのみんなが大好きです。
ボクは本当に人様のお世話になって迷惑を掛けているのかな?

♪世界にひとつだけの花♪の歌詞に感動する人は多いでしょう?
ボクも
世界にひとつだけの一粒の命を持っています。
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昨年末に続いて、1月もまた入院しました。
みんなに心配を掛けてゴメンなさい。
今回はすぐに退院できました。


ボクは命を掛けて、日々を生きています。
ボクの一日一日は、
ご飯を食べること、お水を飲むこと、そして、タンを出して息をすること。
そんなひとつひとつが、命掛けです。

ボクが一生懸命に生きている姿を、
色々な人に見てほしい
生を実感してほしい
命があることが当たり前じゃないボクの生きざまは
世界でたったひとりの「渡邊賢治」の生きざまです。

ボクは障がいを恥じません。
誰かに迷惑を掛けて生きているとは思わずに、
人への優しさ、思いやり、感謝や愛情の心は
与えるだけじゃなく、
与えられるだけでもなく
人として大切な心は循環すると思っています。

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