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NHK Eテレ「バリバラ」ってご存知ですか? [障害者の話し]

障がい者によるバラエティ番組「バリバラ」をご覧になった事はありますか?

私のように我が子が障がい者の場合
たとえぱ本屋さんを歩いていたなら
前のほうの記事でご紹介しました佐々木志穂美さんの「障害児3兄弟と 父さんと母さんの 幸せな20年」のタイトルを見ただけで
ここにはどんな愛があるのかな?
なにか参考になる言葉と出会えるかな?
などなど
期待の気持ちで飛びつきます。

ですから、はじめて「バリバラ」のタイトルをテレビ欄で見たときも
何の抵抗も無いどころか、むしろ、見たい!!と思って飛びつきました。

今でも忘れられないのが、何年か前のお笑い選手権です。
優香とふたりで爆笑しました。
このシリーズは毎年続いています。

多分、障がい者との関わりが薄いかたは、このチャンネルをわざわざ選択しないでしょう。
何かの機会でこの番組を見たなら、きっと戸惑うでしょう。
それがお笑い選手権だったら
真面目なかたは「これ?笑って良いのか?」と、ご自分の倫理観と闘うかもしれません。
また、
嫌悪感をおぼえるかたもいるでしょう。
私が賢治をマスコミに出したり、絵画活動などを積極的に進める中で言われた
「自分の子を見せ物にするのか?」
「障がいを売りにするのか?」
「世間にさらして恥ずかしくないのか?」
こんな言葉を、この番組に対して感じる人もいるでしょう。

私が10/31に見たのは
出生前検査に関してでした。

ダウン症のイケメン、けん太君が街に出て突撃レポート
「ダウン症の赤ちゃんを産んじゃダメですかね?」

マイクを向けられた人は
ダウン症本人を目の前にして
「産んでも良いと思います」と口を揃えて答えます。

じゃあ、どうしてダウン症の出生前検査をするの?

けん太くんは自分の疑問の答えを求めて歩きます。

この回の再放送が11/5に日付が変わってすぐの午前0:25からあります。
そしてこの回の続き(2)は11/7 金曜の21:00から NHK Eテレです。

是非、録画予約して見て欲しい番組です。


ひとくくりに「障がい」と言っても、それはさまざまです。
ただ、一般的に、健常者は自分が健常者だと意識することもなく、当たり前に日々の社会生活を送っているでしょうが
いざ
障がい者を目にしたり、関わることになった時に
そこに、自分(健常者)とは別 ! の何かがいるように思ってしまうのだと思います。
差別の気持ちが無くても
自分とは違うと思ってしまうのかもしれません。

賢治が生まれて、賢治に
障がいがあるとは知らなかった「時」と、知った「時」
その「時」の区切りで
ああ、私の息子は「障がい者」なんだと
賢治を 別の枠 へと区別する意識など、
当然、私にはありませんでした。
賢治は賢治のままです。

「障がい者」「健常者」のカテゴリーに分ける必要は無いという考えは
この社会では通用しないのかもしれません。
でも、
では、障がい者は隠すべき存在でしょうか?
なぜ? 障がい者ではいけないのでしょうか?

今回、このダウン症の本人達のナマの声を聞いて
多くの人に、何かに気がついて欲しいと思いました。

是非ご覧ください。
再放送が11/5に日付が変わってすぐの午前0:25からあります。
そしてこの回の続き(2)は11/7 金曜の21:00から NHK Eテレです。

バリバラ関係の記事がありましたのでここに貼ります。
http://greenz.jp/2014/02/21/baribara-fukuoka/

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