絵画展、会期を残しての終了について
地震の影響で停電となり、止まっていた地下鉄が、今日動き出しました。
これで少し、生活がスムーズに流れると思います。
絵画展の方も再開は可能なのですが
これから、まだ余震があるかもしれないなどを考えますと
絵画展へおこし下さったお客様への安全を確保出来ない事と、
まだ、
停電で不自由な生活をなさっているかたがたくさんおられる中
また
会場のビルにしても、
ビル全体で、節電を呼びかけているのに
ギャラリーだから!といって、作品にライトをあてて、電気を使うことが、余りに心苦しいため
らいらっくぎゃらりいさんと話し合いをして
今回は、地震前日の9月5日の展示をもって絵画展を完全終了と致しました。
この土日に絵画展へと思っていて下さった方々には誠に申し訳ありません。
どうぞご理解下さいませ。
我が家は幸運にも、かなり早くに電気が復旧しました。
被害も家財の破損で済み、賢治や両親に怪我はありません。
しかし
同じ町内でも、まだ、停電のエリアがあります。
そこで
携帯の充電などに、我が家の電気を使っていただいています。
また、
家の前の公園へお水を汲みに来ているかたもいます。
まだまだ大変だなぁと心が痛みます
今回
地域で助けて合っての精神を久しぶりに実感して感謝した出来事がありました。
我が家が停電時に、賢治が使う医療機器の電気が無く大変困っておりました。
以前から
車のシガーライターから電気を取る機械を持っておりましたので、
いざという時はこれを使える!と思い、焦りが無かったのが一番の問題でした。
ところが
機械が突然故障
ダメもとで
我が家の近くにある老人施設へ行き、職員さんに
自家発電機をお持ちでしたら、使わせていただけませんか?と聞くと
快く、
「どうぞ」と応えて下さいました。
賢治を車椅子に乗せて、その施設へと行くと、
複数の職員さんがすぐに発電機の準備をして下さいました。
電気をお借りして、半日遅れましたがステロイド剤等の吸入をして
本当に ホッと安心しました。
こんな災害の中にあって
ご自分のお仕事だけでも大変なのに
近所の人を助けよう!
と思う心の広さ、優しさ。
私もそんな人間でいたいなと思うとともに、
命にかかわることへの準備の足りなさを猛省しました。
おかげさまで賢治は元気です。
今日はお風呂に入れてあげられました。
賢治はゆったり気分で機嫌よくニコニコしていました。
そして疲れが出たのか
今、ウトウトしています。
余震がありませんように!
少しでも早く復旧しますように!
皆様のご家族がご無事でありますように!
2018-09-07 17:28